宅配弁当のサンシャイングループ(安佐北区深川、田川幸雄社長)は4月7日、唐揚げと弁当を提供する飲食店「最鳥(さいちょう)大手町店」を中区大手町4丁目に開いた。同店を展開する最鳥(大阪)に2月にFC加盟し、大阪以外では初出店。市役所近くの飲食店跡75平方㍍を賃借。30〜40席を設けて唐揚げやご飯、みそ汁などを提供するほか、持ち帰り用に唐揚げ、日替わり弁当などを販売。近隣のオフィス敷地内などにパラソルを立てて出張販売するほか、予約制でデリバリーも行う。最鳥はからあげグランプリで5年連続金賞を受け、3種類のしょうゆやショウガ、ニンニクを合わせたタレに漬け込み、ご飯に合う濃いめの味付けが特徴。同店は周辺地域に届ける宅配弁当が不足した際の供給拠点にも活用する。2021年に始めた同業からの受託製造とともに新たな柱に育てる。飲食店跡などを借りて少額投資で始められるとして、受託製造先に協業を呼び掛ける。地域限定で加盟先を募るエリアフランチャイズ契約を最鳥と結び、製造や経営のノウハウを提供する形を検討。年内に3店体制を目指す。

担当記者:大島

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