「シンプルかつカラフルなイラストを描いています。見た人の気持ちが明るくなるようにポップな配色を心掛けています」とは、府中町出身でイラストレーター・作家のマキノマスミさん。２０１７年に広島市立大学国際学部を卒業後、家具メーカーやイベント企画会社で勤めたが、幼少期から独学で続けていた描画を仕事にしたいと２４年４月に独立した。結婚式のウエルカムボードや会場の装飾のほか、事業者向けに商品パッケージ、ノベルティ、書籍の挿絵なども手掛ける。

「主にフリーハンドで作成しています。機械では描けない、いびつで不完全な曲線が私らしさ。一見無作為な構成には『完璧を目指して力みすぎなくて良い』というメッセージを込めています。時には私の作品でクスッと笑って、心をほぐしてもらえれば」

担当記者：額田