グローカル(呉市)、合人社グループ(中区)、コトブキ技研工業(東京)、中国電力など6社は4月22日、福岡県北九州市の響灘沖で「ひびき灘沖浮体式洋上風力発電所」の商用運転を始めた。国内2基目となる浮体式の洋上風力発電所で、鋼製バージ型は国内初となる。三井住友系のSMFLみらいパートナーズ(東京)、リニューアブル・ジャパン(同)を含めた6社が共同出資した「ひびきフローティングウィンドパワー(合同)」が運営する。出力は3000㌔㍗。発電した電気は九州電力送配電(福岡市)に20年間全量を売却する。2019年から現在の海域に設置し実証運転を行ってきた。再生可能エネルギー主力電源化の切り札と言われる同発電の先駆的事例として、脱炭素社会の実現につなげる。

担当記者:梶原

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