
この記事は有料会員になると
読むことができます。
会員特典
- 限定記事が読み放題独自取材や深掘り分析の記事を有料会員限定で公開。
- 専門家の特別解説動画経済や業界トレンドを解説する限定動画をお届け。
- 広告の非表示化すべてのページで広告なしの快適な閲覧体験を提供。
- 関心分野のニュース配信好みに応じた記事を厳選し、毎日メールで配信。
オリジナルコンテンツが読み放題
-
ピックアップ 2024.12.23
新造船受注量 24年度上期は前年比20%増 30年に向け増加の潮流予想
-
ピックアップ 2024.12.23
ディスカバー東広島 酒蔵観光×相乗り実証実験 遠方地への回遊性向上を目指す
-
ピックアップ 2024.12.23
ティーエーティー(京都) 八丁堀に12階建てホテル 「PIECE広島」5月着工、来年11月開業へ
昨年11月に発売されたマツダMX-30の新モデル、ロータリーエンジン(RE)を搭載した「MX-30 Rotary EV」に試乗した。同モデルはREを発電機として使うプラグインハイブリッド車(PHEV)。「ノーマル」「EV」「チャージ」の三つのモードがあり、全てモーターで走行する。今回はノーマルモードで運転した。発進時から動きがなめらかで加減速もスムーズだ。運転中の車内は静かで、REの稼働時にかすかに音が聞こえる程度。もちろん停車時なども振動をほぼ感じない。ナビゲーションのモニターには電気の流れをリアルタイムで映した。走行中はバッテリーからモーターへ電気が供給され、上り坂など電力消費が大きくなる場面ではREからバッテリーへ給電していることが分かる。REは平坦な道を走行中も発電に備えて時々メンテナンス稼働している。目的地で車のバッテリーを電力供給に使いたいときなどは、走行中にREで発電して必要な電力をバッテリーにためる設定もできる。同モデルのバッテリー航続距離は最大107㌔、RE用のガソリン容量は50㍑。充電は普通と急速に対応し、道の駅などの充電スタンドを利用できるほか、充電設備がない場合は、ガソリンを給油してREの発電電力で走行距離を伸ばすことができる。今の充電インフラの状況を考えると支持が広がるかもしれない。同車は昨年10月、日本に先行して欧州で発売され、12月単月で856台を売り上げた。同国内販売台数は192台だった。