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広島市は2024年度から初の「広島・長崎連携観光キャンペーン」に取り組む。外国人観光客の誘客拡大のため、スマートフォンやタブレット向けの電子リーフレットを作成し、平和資料館来訪者向けのノベルティを製作する。被爆80周年となる25年度には平和学習を取り入れたプログラム作成や外国人誘客のための海外プロモーションを計画している。
今年4〜5月に両市の観光部署による連携キャンペーン協議会(仮称)を設け、共同事業の話し合いを進める。25年が被爆80周年で、両市の姉妹都市縁組50周年でもあることから、初の平和関連の連携観光キャンペーンを企画した。共通コンテンツやロゴなども検討する。電子リーフレットは既存の冊子をベースに、2月に開業したピースウイング広島等の新拠点や新しい取り組みなどを盛り込む。海外プロモーションは平和首長会議参加の国内都市に呼び掛け、海外の姉妹都市からの誘客を図る。平和学習は、被爆後に広島を訪れ救援活動と共に住居を建設し後に特別名誉市民の称号を贈られたシュモー氏など、復興に尽力した外国人を紹介するメニュー作りを計画する。「被爆樹木を巡る旅」など新たな周遊ルートも提案する予定。インスタグラムなどSNSによる情報発信も強化する。24年度に500万円の予算を計上している。広島市はピースツーリズム推進事業も継続する。被爆80周年を控え、18年度から行っている「被爆当時の痕跡を残す被爆建造物を巡るルート(平和記念公園、旧日本銀行広島支店など)」、「被爆前後の文化・文学を巡るルート(県立美術館、縮景園、峠三吉詩碑など)」、「市民生活の復興を巡るルート(旧市民球場跡地、広島アンデルセン、お好み村など)」、「被爆に関する資料館を巡るルート(国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、本川小学校平和資料館など)」等のスマートフォン用コンテンツ、リーフレットなどの更新も行う予定。