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技能実習生・特定技能外国人の受け入れ、人材育成などの監理団体の西日本海外業務支援(協)(通称=西海協、安佐南区伴南、池田純爾理事長)はベトナムの優秀な人材を、必要とする企業へ送り出すため5月上旬に、現地の教育機関と提携する運びだ。外国人材の獲得競争は今後ますます激しくなる見通しで、質の高い人材を安定して確保する体制を整える。南部のホーチミン市に展開する複数の学校をまとめる民間の教育機関等で、まとまった人数の受け入れを計画。監理団体として現地校との提携は全国的にも珍しい。北部は従来通り、現地送り出し機関数社からの受け入れを継続する。リスクヘッジと併せ、質の良い一定水準の外国人材を安定的に送り出せる機関との取引を優先する姿勢を打ち出す。一方で、通訳やエンジニア、専門分野に携わる高度外国人材も今秋に受け入れる予定。親日で経済発展するベトナムでは日本で働きたいというニーズが高く、こうした現地事情も考慮すると同時に、受け入れ先企業の人材需要に応える。現在、最多受け入れ先国ベトナムにはホーチミンに「アセアン事務所」を1月開設。教育機関との提携と併せ、外国人材を掘り起こす。22年の東京事務所(港区六本木)に続き、4月には福岡事務所(博多区)を設置。九州エリアで高まる人材需要に対応する。向こう3年で名古屋にも事務所を設置する計画。02年設立来、累計受け入れ実績は7000人以上、組合員数は現在155社。3月末時点で在籍者は2000人を超え、西日本で最多規模の人数を受け入れる。技能実習制度が廃止され、外国人材のスキルアップやキャリア形成などに重点が置かれる育成就労制度が創設される方向で、法改正も見据えながら、外国人材の需要増に備えていく。