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アルフレッサHD傘下で医薬品卸のティーエスアルフレッサ(西区商工センター1-2-19、髙橋卓詩社長)は、医薬品や医療機器、臨床検査薬など約2万5000点が保管できる大型物流拠点「山口宇部センター」(宇部市あすとぴあ3-4-15)を新設し、5月7日から稼働を始める。投資額は約60億円。自動倉庫や自動ラインなど最新のシステムを導入し、より正確で生産性の高い物流体制の構築を目指す。敷地3万1500平方㍍で鉄骨2階建て延べ1万9600平方㍍。既存の宇部物流センター(宇部市大字妻崎開作、約1万2500点保管)と、営業拠点の宇部支店、山口機器試薬支店を移転集約する。投資内訳は土地が約9億3000万円、建物が約38億6000万円、マテハン機器(物流設備)が約10億円。約1万ケース保管できる自動倉庫(震度6クラスに対応)や、納品時の対面検品を不要にするパッケージ梱包ラインなどを導入した。また、全ての入出荷口にドックシェルター(トラック荷台と搬入口との隙間を埋める装置)や二重シャッターを設置して、外気が直接倉庫内に入らないよう配慮。医薬品の流通過程における品質管理の中で特に重要な温度管理を徹底する。72時間稼働できる非常用電源も設置し、自然災害時の安定供給体制を整える。配送エリアは山口県内全域。同社は成和産業(西区)と常盤薬品(山口)の合併により2015年に発足。医薬品だけでなく、医療機器や検査試薬、開業支援、介護用品、医療食品など多彩な商品・サービスラインアップが強み。24年1月に宇部市と「災害時における医薬品等調達に関する協定」を締結した。
担当記者:柴田