SAU社を通じDEエンジニアーズ社のサイロ事業を買収

この記事は有料会員になると
読むことができます。

有料会員プランのご案内

【 基本プラン 】

2,090 円/月(税込)

プラン一覧を見る

※いつでも解約できます。

会員特典

  1. 限定記事が読み放題独自取材や深掘り分析の記事を有料会員限定で公開。
  2. 専門家の特別解説動画経済や業界トレンドを解説する限定動画をお届け。
  3. 広告の非表示化すべてのページで広告なしの快適な閲覧体験を提供。
  4. 関心分野のニュース配信好みに応じた記事を厳選し、毎日メールで配信。

オリジナルコンテンツが読み放題

  • ピックアップ 2024.12.23

    新造船受注量 24年度上期は前年比20%増 30年に向け増加の潮流予想

  • ピックアップ 2024.12.23

    ディスカバー東広島 酒蔵観光×相乗り実証実験 遠方地への回遊性向上を目指す

  • ピックアップ 2024.12.23

    ティーエーティー(京都) 八丁堀に12階建てホテル 「PIECE広島」5月着工、来年11月開業へ

精米プラント世界トップメーカーのサタケ(東広島市西条西本町2-30、松本和久社長)は4月3日、完全子会社のサタケ・オーストラリア(SAU社)を通じて豪州の穀物調製機メーカーDEエンジニアーズ社(西オーストラリア州ベルビュー、Kevin Prater代表)のサイロ(穀物貯蔵庫)事業を買収した。取得金額は非公表。SAU社は今後、営業や管理部門の統合など組織の効率化を図り、豪州全域で大型・小型サイロの供給体制を整える。

SAU社は1991年にサタケの豪州営業拠点として発足し、米や小麦、種子、豆類などの加工機器、加工設備一式を販売している。2015年に大型穀物サイロメーカー「デニーズ社」を買収し、主に東部でサイロ事業に参入した。今回の被買収先のDE社は西部に本社を置く1965年設立の農機メーカーで、サイロのほかグレインクリーナーなど収穫後の調製を行う機器や空気を送り込むエアレーション機器などの付帯設備を製造販売している。特に、工場組立型の小型サイロに強みを持つという。SAU社はDE社からサイロ事業と共に、延べ5760平方㍍の生産工場、サイロ壁板ロール機、従業員20人を引き継ぐ。松本社長は「製品ラインアップの拡充と、東西に拠点を持つことによるサービス体制の強化が主な狙い。豪州においても穀物の貯蔵から加工までをワンストップで提供するリーディングサプライヤーを目指す」とする。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事