「船外機駆動部品」

この記事は有料会員になると
読むことができます。

有料会員プランのご案内

【 基本プラン 】

2,090 円/月(税込)

プラン一覧を見る

※いつでも解約できます。

会員特典

  1. 限定記事が読み放題独自取材や深掘り分析の記事を有料会員限定で公開。
  2. 専門家の特別解説動画経済や業界トレンドを解説する限定動画をお届け。
  3. 広告の非表示化すべてのページで広告なしの快適な閲覧体験を提供。
  4. 関心分野のニュース配信好みに応じた記事を厳選し、毎日メールで配信。

オリジナルコンテンツが読み放題

  • ピックアップ 2024.12.23

    新造船受注量 24年度上期は前年比20%増 30年に向け増加の潮流予想

  • ピックアップ 2024.12.23

    ディスカバー東広島 酒蔵観光×相乗り実証実験 遠方地への回遊性向上を目指す

  • ピックアップ 2024.12.23

    ティーエーティー(京都) 八丁堀に12階建てホテル 「PIECE広島」5月着工、来年11月開業へ

銅合金加工の黒野金属(呉市倉橋町西脇3680-5、黒野直哉社長)は、北米を中心に需要拡大が見込まれるレジャーボート向け船外機部品の製造を強化する。年内をめどに本社工場に旋盤機械などを導入して体制を整え、同分野を新たな柱に育てる方針だ。水道の水量を計る量水器のケース製造が主力で、工場の稼働が春〜夏に偏るのが課題だった。大手船外機メーカーの依頼を受け、エンジンで発生した動力をプロペラに伝える「船外機駆動部品」=写真=の製造を昨夏に開始。高強度で耐腐食性に優れる高力黄銅CAC303の鋳物に高精度の機械加工を施す。年内に部品の内側と外側を同時に加工できる2スピンドルCNC旋盤と、内部に歯形加工を施すブローチ盤各1台を約5300万円で購入する。現在は外注している加工工程を内製化し、納期短縮や加工・物流費の圧縮を図る。月5000〜6000個を製造し、3年後に年商1億円を見込む。来春をめどに、機械への素材の取り付け・取り外しをロボットで無人化し、夜間操業も始める計画。ゆくゆくは他の船外機部品や他メーカーからの受注も目指す。本社と同市苗代町の2工場制で、設計から金型制作、鋳物製造、機械加工まで一貫して手掛ける。CAC303を含め、10種以上の銅合金に対応できるのが強み。年商は8〜9億円規模。

担当記者:大島

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事