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産業用コンピュータ製造販売のインタフェース(南区京橋町10-21、國司晃社長)は6月12日、無料の体験型DXショールーム「ディーエスキューブ」を広島と大分で同時に開設した。「現場で簡単に作り、利用し、楽にする」をコンセプトに、システムの専門家ではない現場の担当者でもDXや見える化に取り組めるよう後押し。初心者向けの研修なども計画し、県内企業のDX実践をサポートする。営利の追求を目的とせず、地元で活躍する人材をつくり、県の課題である人口流出の歯止めにつなげることで地域貢献を目指す。
広島では安芸郡府中町新地1-37の自社施設内の延べ80平方㍍に開設した。自社製の超小型パソコン「SuperCD」を使い、「現場のDXみえる化入門」(インタフェース著)のテキストを基に、〝見たい、やりたい〟ことを実際に稼働する機器に触れて取り組んでもらう。例えば、工場の生産ラインで作業進ちょくや異常を知らせる画面(アンドン)の作成をはじめ、簡単なプログラムの書き方などを想定。テキストの作成に携わった社員らが常駐し、小さなところからDXを実践できるようフォローする。同社の主力工場「広島事業所」(大竹市)では最適生産効率化シミュレーションやAGV(無人搬送車)、ROMライタロボット、外観検査など現場で作った生産システムを導入済み。ディーエスキューブを足掛かりに、同社の工場見学や技術者向け教育拠点「インタフェースアカデミー」(大分)などを活用してもらうことで、県内製造業などのDX化機運向上を狙う。高原誠執行役員は「県内製造業を中心に、現場でできることを積極的に提案して活性化を図るとともに、技術者のリスキリングにもつなげる」と話した。
担当記者:高見