
この記事は有料会員になると
読むことができます。
会員特典
- 限定記事が読み放題独自取材や深掘り分析の記事を有料会員限定で公開。
- 専門家の特別解説動画経済や業界トレンドを解説する限定動画をお届け。
- 広告の非表示化すべてのページで広告なしの快適な閲覧体験を提供。
- 関心分野のニュース配信好みに応じた記事を厳選し、毎日メールで配信。
オリジナルコンテンツが読み放題
-
ピックアップ 2024.12.23
新造船受注量 24年度上期は前年比20%増 30年に向け増加の潮流予想
-
ピックアップ 2024.12.23
ディスカバー東広島 酒蔵観光×相乗り実証実験 遠方地への回遊性向上を目指す
-
ピックアップ 2024.12.23
ティーエーティー(京都) 八丁堀に12階建てホテル 「PIECE広島」5月着工、来年11月開業へ
食品スーパーを展開するフレスタのグループ会社で総菜製造のフレッシュセブン(安佐南区緑井、平岡裕司社長)は今秋をめどに専用設備を整え、団子の製造を始める。自社製造の品目を増やして内製化率を高め、利益率の向上や商品開発力の強化につなげる。
2022年に菓子の製造免許を取得し、おはぎや牛乳寒天、プリンなどを作り始めた。店舗の主要顧客である60代から人気の高い和菓子を成長分野と位置付け、メーカーからの仕入れ品が中心の団子を自社製造する。本社工場に餅米とうるち米を蒸す機械、餅つき機、成形機を導入。来春までにみたらし団子を商品化し、ゆくゆくはおはぎのあんこを活用して大福も作る。おはぎは大ぶりで1個100円の手頃さや、甘さを抑えた味付けが受け、5月までの発売1年半で260万個を売り上げた。ノウハウを生かし、安くておいしい団子の提供を目指す。製造能力の向上や人手不足対策で昨年から設備投資を積極化している。加熱後の食品を冷やすブラストチラー、ポテトサラダやプリンの充てん機、搬送ロボットなどを導入した。昨秋に増設した大型の炒め機を使い、酢豚や八宝菜といった中華メニューを増産。指示書などのペーパーレス化も進めている。24年2月期売上高は前年比14%増の26億1600万円を計上。今期は27億9000万円を計画する。
担当記者:大島