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世界の人口増加によるタンパク質不足を背景に代替肉が注目される中、オタフクソースのグループで酢製造のお多福醸造(三原市大和町、佐々木孝雄社長)は、こうじ菌を活用したコメ由来の代替タンパク質の製法の開発に着手する。7月、大和工場にこうじ菌を造る専用機などを導入。製造技術を確立した後、量産化、品質の安定、コストの検証を進め、2026年以降の市場投入を目指す。コメの酵素分解に関する特許技術を持つバイオベンチャーのアグロルーデンス(東京)と連携。コメを酵素で分解し、でんぷんなどを含む液体を取り出す。残った圧搾かすにはタンパク質が含まれ、これにこうじ菌を加えて代替タンパク質「マイコプロテイン」を作る。菌の働きで、うま味成分のアミノ酸が増す。今秋から業務用の乾燥ひき肉状食品の試作品を造り、今後、商品ラインアップを広げる。ゆくゆくは米酢の製造時に出る圧搾かすを原料化し、これまで大半を廃棄していた圧搾かすに付加価値を与えたいという。精米時に割れた端材米や酒米の精米時に出る吟醸粉なども検討。酢の製造で培った発酵の技術を生かせると考え、参入を決めた。商品化後の販路開拓は、バイオベンチャーのグリーンアースインスティテュート(東京)、マーケティングのXPJP(神奈川)が協力する計画。

担当記者:大島

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