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広島県は2024年度に、これまでのスマート農業実証試験の成果を踏まえ、普及支援を始める。県は21〜23年度に各3年間の同実証試験を始めており、24年度は、21年度からの実証試験を終えた軟弱野菜(かん水、温度管理防除などの自動管理システムなど)、カット用青ねぎ(収穫予測システムなど)、ブドウ(スマートグラスによる摘粒指示など)の普及を実施する。スマートグラスなどの貸し出しも行う予定。このほか22年度はレモン、トマトなど、23年度は梨・リンゴ、畜産など毎年度3プロジェクトがスタート。担い手への普及事業は、構築した経営モデルを横展開するため、アドバイザーを活用して伴走支援を行う。軟弱野菜プロジェクトは、穴ファームOKI(安芸太田町)などでホウレンソウや小松菜の実証試験を実施。自動管理システムは環境データに基づく管理、かん水・温度管理の自動化、防除の自動化を図った。収穫予測・経営管理システムは、データを基にAIを使って収穫時期や量を予測し、作業工程管理をシステム化した。また、収穫や集荷の作業を録画してAIを用いた分析を行い、作業の最適化をサポートした。販売量17%増、かん水作業時間36㌃当たり年365時間の省力化、収穫予測誤差ホウレンソウ±1日、小松菜同3日、調製作業時間36㌃当たり年424時間省力化などの成果が出た。ブドウプロジェクトはサンワファーム(世羅町)で実証を行い、スマートグラスやスマホによる摘粒指示(粒数計測サポート)、AI等級判定、ラジコン草刈り機などに取り組み、ピオーネの秀品率12%向上、粒数計測精度98%などの結果が出た。カット用青ネギプロジェクトは、ねぎらいふぁーむ(東広島市)で実施。作付け計画、ほ場づくり、定植、生育、機械収穫、搬出の過程に、センサー・カメラ・ドローンのリアルタイムセンシングによるデータを基にした収穫予測システムを導入。自動収穫機も使った。また、LINEアプリを活用して実需者と情報を連携し、受発注業務の自動化を行った。

担当記者:大谷

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