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総合物流業のリジョーグループ(佐伯区石内上1-5-1、藤井巌社長)は7月11日、食材の急速冷凍代行サービス拠点「フリーズコネクト」を佐伯区五月が丘5-3-3に開設する。同様の施設は全国で珍しいという。飲食店や和洋菓子店などをターゲットに、質の高い長期保存技術で食品ロスの削減や作業効率の向上を支援する。コンビニエンススストア跡の延べ150平方㍍にコガサン(山口)製の「3Dフリーザー」を3台設置。高湿度の冷気で食品を全方位から均一に包み込み、うまみ成分入り水分「ドリップ」がほとんど出ない。肉や魚などの食材に加え、すしやケーキ、水分が多く冷凍に不向きとされるこんにゃくや豆腐など幅広い食材・料理に対応する。試作などができるテストルームや冷凍庫室も備えるほか、冷凍倉庫を持つ企業と連携し、食材の長期保存にも応じる。例えば食材価格の安い時期に大量に仕入れて原材料費を抑えたり、賞味期限の短い和菓子などの作り置きができ、より柔軟な店舗経営が可能になるという。住宅団地内という立地を生かし、店舗前に冷凍自販機を設け、消費者の声の集約にも役立ててもらう。本業の配送や保管に加え、冷凍、販売にワンストップで対応し、飲食店経営を支援する。急速冷凍事業は2023年12月にスタート。柳井章宏執行役員は「この冷凍技術の活用策は黎明(れいめい)期と言える。当社がさまざまな知見集約のハブになることでお困り事の解決やSDGsに役立てるほか、顧客同士の連携など、新たなビジネスも生み出したい」と話した。
担当記者:高見