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食品物流で大手のシモハナ物流(坂町横浜中央、下花実社長)は2024年3月期に初めて売上高600億円を突破し、前年比9・6%増の612億4889万円を計上した。3期連続で過去最高を更新。コロナ禍からの人流や荷動きの回復を受け、全般に受注が好調だった。新拠点が軌道に乗り、今期は650億円を予想。今後の設備投資計画として、25年10月に大阪府で高槻第三営業所(物流センター、以下同)を開設予定のほか、引き続き関東・中京・関西エリアを強化していく。
前期は、23年8月に山陰で2棟目の松江第二営業所(延べ床約8000平方㍍)、24年2月に関東で5棟目となる岩槻第二営業所(さいたま市、同約3万6350平方㍍)を稼働した。冷凍食品市場が伸長し、特に関東で冷凍倉庫が不足する中、岩槻第二営業所は常温、冷蔵、冷凍、超冷凍の4温度帯に対応。自動倉庫やマルチシャトル(商品自動保管システム)、ロータリーソーター(所定の場所に仕分けする機械)、ロボットパレタイザー(積み下ろし装置)などを備える。松江第二営業所は常温、冷蔵、冷凍の3温度帯に対応。インバウンドを含めて全国的に外食産業の客数が伸びる中、関東〜九州に58拠点の物流ネットワークと継続的な増車(4月現在で前年同月比115台増の1795台保有)を通じて需要に応え、増収につながった。23年6月に全株式を取得した同業のスリーエスアンドエル(石川県金沢市)を合わせると656億円を売り上げる。関西で5棟目となる高槻第三営業所は7階建て延べ床約1万6750平方㍍。同4温度帯に対応。マルチシャトル、ピースソーター、ロボットパレタイザーなどを配備予定。新設の3拠点は全て土地を取得し新築。
担当記者:吉田