「パールテクトmoku」の開発に乗り出した

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分電盤・遮断器など製造のテンパール工業(南区大州)は、木工家具製造のマルニ木工と共同で新たな分電盤「パールテクトmoku」の開発に乗り出した。筐体の扉に不燃性木材を使い、環境性能と安全性、デザイン性を高め、2025年春頃の発売を目指す。分電盤の筐体には通常、火元にならないよう難燃性プラスチックを使うが、近年マンションデベロッパーやハウスメーカーなどの取引先から一層環境に配慮した商品の問い合わせを受けていた。不燃性木材に着目し、木材加工への知見とデザイン力のあるマルニ木工に声を掛けたところコラボレーションが実現。難燃性プラより燃えにくいうえ、扉の製造時に排出するCO2は約50%削減できるという。デザイン性にも配慮し、「整然とした空間に心地よい揺らぎを与えるもの」というコンセプトで考案したSazanamiなど3種類を計画。通常は脱衣所やシューズクローゼットなど目立たない場所に配することが多いが、〝魅せる〟形状とすることでリビングなどへの設置を想定する。4月30日付で日東工業(愛知、黒野透社長)の子会社となり、6月19日付で生え抜きの佐久間由峰氏が社長就任した。7月末に本館のエントランスをリニューアルし、会社の沿革や受賞歴などを展示している。

担当記者:高見

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