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スーパー運営などのエブリイホーミイグループ(福山市南蔵王町、岡﨑浩樹社長)は祖業である夕食材料の宅配事業を強化する。後継者不在で承継先を探していたヨシケイ岡山(岡山市)の全株式を6月に取得。傘下の事業会社を再編し、10月に宅配事業を統括する新会社を設立する。1979年の創業当初から傘下のヨシケイ福山が夕食材料宅配を手掛けている。新会社はホーイック(福山市明神町、岡﨑真悟社長)で、ヨシケイ福山、同岡山、来年初頭に同福山から分社化する同北大阪、事業所向け給食弁当のホーイックグルメの4社を傘下に置く。各社のノウハウを集約し、仕入れや車両管理の共通化などで効率的な組織運営につなげる。生まれた原資を新たな顧客開拓に生かす。ヨシケイ福山はブランド豚など厳選した食材の採用、配達担当者による積極的なコミュニケーションを強みに業績を伸ばし、直近の年商は44億円。岡山市中心の同岡山は7億円で、市場規模を考慮すると倍増が可能とみる。傘下4社で2030年6月期に配送車を2倍の500台体制、年商を60億円から100億円に引き上げる目標を掲げる。M&Aも視野に入れる。このほか昨年12月に新会社ワブロス(岡﨑裕輔社長)を設立し、グループ内外の飲食店に肉を卸す。スーパーに加え、夕食材料など多様な販売チャネルを設けて、地域産品の取扱拡大を目指す。
担当記者:大島