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CG制作などのワールドエリアネットワークス(中区大手町2-2-13、三谷歩社長)は、メタバース(仮想空間)技術を活用した研修・トレーニングシミュレーターの受注制作を本格的に始める。仮想空間内で複数人が同時にトレーニングを行える「メタトレプラットフォーム」を開発。製造業やメーカー、医療、建設業など、さまざまな業界への導入を目指す。大手建機メーカーの遠隔操縦シミュレーターを7年にわたり開発・改良してきた実績を基にパッケージ化。業界では単独使用を前提としたパソコンへのインストール型のシミュレーターが多い中、複数人が同時にトレーニングできるサーバー設置型を採用した。例えば管理者が仮想空間内にいることで瞬時に指示やアドバイスできるほか、建設現場では作業手順をあらかじめ管理者と打ち合わせるなどで、最適な施工手順を探れる。各トレーニングの進ちょくや成果は視覚的に分かりやすいダッシュボードで管理。データを分析することで、トレーニングや業務プロセスの改善点の発見にも役立つという。モデリング(抽象化)に加え、ドローンや3Dスキャナのデータを基にしたリアルな3Dフィールド構築も手掛ける。ヘッドマウントディスプレーや専用コントローラー、モーションシートなど、多様なデバイスとも連携できる。メタバース空間でのオンライントレーニング移行で、実物のトレーニング設備費や研修に伴う宿泊費、交通費の削減などが図れるとする。11月20〜22日に幕張メッセである「XR・メタバース総合展」に出展予定。
担当記者:高見