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注文住宅などの日興ホーム(東広島市西条町寺家、鳴脇誠二社長)は8月1日付で持ち株会社体制に移行し、好調な新築賃貸住宅と宅地開発事業を強める。親会社の日興ホールディングス(同所、社長同)を昨年12月に設立し、両部門を分社化。少子化で住宅着工戸数が減少傾向にある中、グループ5社の実績を明確にし、全体収益の底上げを図る。土地活用提案の一環で、20年ほど前に賃貸住宅の供給を開始。相続対策などで堅調に推移しており、専任の日興トラスト(同所)を8月に立ち上げた。1棟当たり25坪から建てられる木造戸建て「アフィット」、レンガ造りのメゾネット「ヨーロピアンシャレー」、ワンルーム賃貸マンションなど多様なラインアップで土地オーナー向けに建築から賃貸運用までを一貫支援し、累計供給実績は約1100戸。今後は広島市中心部の狭小地にも適したアフィットの供給に力を入れる方針だ。宅地開発は地場の東広島を中心に展開し、昨秋には西条町御園宇に80区画の大型案件を手掛けた。2月設立の日興不動産(西条町寺家)が担い、子育て世帯に人気の安佐南区や廿日市市でも5〜10区画ほどの開発を進めている。同HD中核の日興ホームは木と鉄を組み合わせるパナソニックの耐震工法「テクノストラクチャー」住宅を主力に、平屋やスキップフロア(中2階)のある規格品を展開。デザイン性を高めた注文住宅の新ブランド「ニコラクス」を8月に発売したほか、県西部エリアの営業強化へ、来夏めどに広島支社(西区商工センター)開設を計画する。2023年7月期売上高は51億1199万円を計上しており、25年の受注棟数は前年比約1・5倍の130棟を目指す。ほか、リフォーム・リノベのリライフ日興(西条町寺家)を傘下に置く。
担当記者:道本