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化粧筆主力の熊野筆製造販売の晃祐堂(安芸郡熊野町出来庭、土屋武美社長)はコロナ禍を契機にDX化に乗り出し、11月から本格始動する。無駄な工程や作業を洗い出し、職人の高齢化、属人化の課題解決を見据えた。生産効率と筆作りの品質を安定的に高め、商品開発力や販売力を引き上げる狙いだ。中小企業を対象とした経済産業省の2023年度地域DX促進環境整備事業に採択された、制御盤設計・制作などの東洋電装(安佐南区緑井)からDX支援を受けた。受注〜出荷を一元化し、生産工程の見える化・進捗管理のシステムを導入。最適な人員配置につなげた。客観性のあるデータを基に不良品や残業を無くし、生産効率を20〜30%高める。見込み生産後の製品在庫管理では在庫状況をデータ化し、見込み生産量の予測や生産計画も自動化した。一方で東京のシステム開発会社の協力を得て、目視で品質を満たしているか確認する作業にAIによる画像認識を導入し、プロトタイプを作成。実働には至らなかったが、伝統のものづくりに最新技術を導入する発想が社内を活気づけ、生産・管理・販売など部門連携と、ものづくりへの意欲を高める契機となっているという。

担当記者:藤井

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