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任意団体「プロダクション ウジナマニア」(内海祐一郎代表)は広島港のにぎわい創出を目指し、10月9日に県などでつくる広島港客船誘致・おもてなし委員会などと協働で実証実験イベント「広島港海のビア」を初めて開催した。宇品外貿埠頭に出入国管理や税関作業ができるクルーズターミナルが今春完成してインバウンド需要が高まる中、定期化することで地元利用を含めた誘客促進につなげる。
クルーズ客船「バイキングオリオン」が1泊2日で寄港したのに伴い、地域住民との交流を楽しんでもらおうと企画。防潮堤よりも海側で眺望の良い旅客ターミナルウッドデッキを会場に、ガーデンテーブルセットを約10組備え、アルコールや軽食を提供した。200人弱が来場し、通常はイベントが難しいエリアでの開催だったことからおおむね好評だったという。みなとオアシス広島運営協議会や広島地区旅客船協会などとも協力。人口減でフェリーなどの乗船客が減少傾向の中、運航各社が注力するショートクルーズのPRも実施した。一方、外国人観光客の姿がほとんどなかったことから、例えば広島名産カキの提供など〝わざわざ立ち寄りたくなる〟仕掛けを模索し、来年度以降の定期開催を目指す。このほか、11月3日にひろしまみなと公園で開かれた「豊稔ひろしま和太鼓フェスティバル」にも携わった実績があるほか、毎年開催の広島みなとフェスタの事務局も担う。2025年のみなとフェスタは3月15、16日、「国際色豊かな港」をテーマに実施。ご当地Vチューバー「三ツ矢凪」、広島のコスプレイベント「コスカレード」とコラボし、インバウンド需要の創出を狙う。内海代表は南区宇品海岸でうつみ法務行政書士事務所を構えるほか、まちづくり事業にも注力。みなとオアシス広島運営協議会の副会長や、広島県観光連盟のHITひろしま観光大使としても活動する。
担当記者:高見