製品名「クラウドケース」

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VR・AR(仮想現実・拡張現実)システム企画・開発などのビーライズ(南区松原町、波多間俊之CEO)は、医学生・看護学生向けにスマートフォン対応の診察シミュレーターを開発し、広島大学医学部などで実証が始まった。複数の大学医学部、看護学部への納入も決まり、事業拡大を目指している。

製品名は「クラウドケース」で、iOSやアンドロイドに対応し、タブレットでも利用可能。倫理的観点から公開可能な症例データを使い、病室、診察室、処理室のシーンを用意。乳児から高齢者の男女を含めた9種類のシナリオモデルで仮想の患者に対するシミュレーションができる。視診、聴診、触診、検査、治療行為のほか、必須項目やNG項目の設定にも対応。従来はカルテから個人情報を削除した学生用症例データを大学教員が作成し、試験時に外部教員が評価者を務め患者役の人員を準備するケースもあり負担が多かった。教員の業務時間短縮のほか、学生も臨床に近い体験で練習できるなどのメリットがある。2024年度は広島大学医学部など3大学程度でテスト導入を予定。今後は症例データの50例程度への拡充、VR・MR(複合現実)版の導入を計画。25年度は7大学、26年度は20大学での導入を目指している。同事業は広島県の23〜24年度のサキガケ・プロジェクトに採択されている。

担当記者:大谷

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