
この記事は有料会員になると
読むことができます。
会員特典
- 限定記事が読み放題独自取材や深掘り分析の記事を有料会員限定で公開。
- 専門家の特別解説動画経済や業界トレンドを解説する限定動画をお届け。
- 広告の非表示化すべてのページで広告なしの快適な閲覧体験を提供。
- 関心分野のニュース配信好みに応じた記事を厳選し、毎日メールで配信。
オリジナルコンテンツが読み放題
-
ピックアップ 2024.12.23
新造船受注量 24年度上期は前年比20%増 30年に向け増加の潮流予想
-
ピックアップ 2024.12.23
ディスカバー東広島 酒蔵観光×相乗り実証実験 遠方地への回遊性向上を目指す
-
ピックアップ 2024.12.23
ティーエーティー(京都) 八丁堀に12階建てホテル 「PIECE広島」5月着工、来年11月開業へ
自動車販売、整備などのカーバンクニムラ(安佐南区長楽寺、望渓〈もだに〉清和社長)は12月4日、県内で初めてフランスのスポーツ車メーカー「アルピーヌ」の正規取り扱いを始めた。同社が運営するルノー広島(同区西原5―16―4)店内に「アルピーヌ広島」を新設。展示、試乗用の各1台ほか、専任の営業スタッフ1人を配置して拡販を図る。
アルピーヌは1955年に設立し、73年に同国のルノー傘下に入った。レース分野での活躍などで人気を博したが95年に生産を休止。その後、ルノー会長に就いたカルロス・ゴーン氏の意向などを受け2017年に復活した歴史を持つ。日本では18年設立の輸入販売事業者アルピーヌ・ジャポン(横浜市)の下で販売網を拡大し、現在は全国に20店以上、中国地方では岡山市と山口市に店舗がある。現在、国内で取り扱う車種は2人乗りの「A110」シリーズで、同名のベースグレードや装備が充実した「S」「RTURINI」=写真=など4モデルをそろえる。車両本体価格はベースグレードの1040万円〜。ニムラ社もアルピーヌ復活に合わせ取り扱いを希望していたが、当時西区三篠町にあったショールームは広さの面でアルピーヌが求める条件を満たしていなかった。20年9月に現在地へ移転し基準をクリア。既に山陽エリアの隣県に店があったことから、広島での出店決定には時間がかかったという。記念のイベントは予定しておらず、既存顧客への案内とウェブ広告などで周知を図る。望渓社長は「趣味性の高い車のため、主に愛好家や富裕層に訴求していきたい」と話す。ルノー広島全体のスタッフは営業・アシスタント・整備の計9人体制。同社は1981年創業。本社所在地ではダイハツとスズキをはじめとする新車・中古車の販売や車検・点検、板金塗装、レンタカー事業などを手掛ける。
担当記者:近藤