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(社)データサイエンティスト協会(東京)は中四国支部の発足準備を進めている。来年1〜2月の理事会を経て正式決定する。支部は2019年の九州に続き2カ所目。デジタル人材が働く場を求めて大都会に向かう中、地場企業にデータ利活用の方法やメリットを伝えて取り組みを促し、人材育成や地域雇用の創出を目指す。
データ利活用コンサルティングを手掛けるリジョウイ(本社東京、中区鉄砲町に広島オフィス)の菅由紀子社長が準備会を立ち上げた。協会本部と同様に、最新技術や活用法を学ぶセミナーのほか、会員間の交流を後押しする催しなどを検討。当面は広島、愛媛を中心に活動し、ゆくゆくは中四国全体に広げる。IT事業者に限らず、企業、行政、大学、学生など関心を持つ先を広く受け入れる。初年度に参画10〜20者を目指す。拠点の場所は未定。菅氏は「県内の大学がデータサイエンティスト育成に力を入れる一方、受け皿となる企業が少なく関東や関西に人材が流出している。地域に活躍の場を創出したい」と話す。同協会は13年に設立。製造、運輸、通信、保険など多様な業種の企業や大学など約130者が参画し、個人会員は2万人に上る。主催する「データサイエンティスト検定」を通して人材を育成するほか、最新動向を紹介するシンポジウムなどを開催。DX推進人材の役割やスキルを定義する経産省の「デジタルリテラシー標準」策定などにも協力している。
担当記者:大島