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紳士服販売大手の青山商事(福山市)は、環境に配慮した「エシカル消費」需要の取り込みを狙う商品展開を進めている。全国主要店舗で顧客から回収した衣類の再生ウール生地を使う「ウエアシフト」シリーズの第1弾を昨年11月に発売してから既に3品に拡充。並行してリサイクル素材活用の商品開発にも取り組んでいる。
SDGs意識が高まる中、環境配慮型商品の紹介や各店の取り組みなどサステナブルな活動を発信する「AOYAMACTION」事業の一環で企画した。2023年秋に洋服の青山や若年層向け店のスーツスクエアに「リサイクリングBOX」を設置。衣類の回収〜再生の様子を解説する動画「旅する服」を店頭のデジタルサイネージで流すなどPRして、23年度は下取りを含め前年比1・4%増の約355㌧の不要衣類を集めた。昨年12月発売のコートは、生地の製造過程や縫製時に出る裁断残布を混ぜた大津毛織(大阪)製のリサイクルウールを採用。裏地も再生ポリエステルを使う。価格は3万2790円。セーターに使う素材は第1弾のスーツと同様、国内有数の毛織物産地尾州(愛知〜岐阜県一帯)の協力工場で作った。紡績時の強度を高めるナイロンもリサイクル素材を採り入れた。婦人向けもそろえ、いずれも7590円で販売する。同社は「回収箱の設置は気軽にエコ活動に参加できるという来店の動機づけにもつながっているようだ。今後も付加価値を感じられる商品群を充実させていく」という。端材や廃棄素材を活用した商品の開発も進める。スーツ製造時のウールの落ち綿(短い繊維)を再利用した素材を使うコートを昨年末に発売。昨春にはカキ殻由来の繊維を採用した婦人スーツの販売を始めた。
担当記者:道本