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和服仕立てや和裁士養成などを手掛ける勝矢和裁(西区観音本町、東泰志社長)は、初心者でも1人で着付けできる着物を開発した。新ブランド「どこでも着物美人」と名付け、2月18日に発売。これまで上下2着で構成する初心者向きの「二部式着物」を販売してきたが、「襟合わせの順番が分からない」「着たときに苦しく感じる」といった声を受けて約1年がかりで実用化。二部式よりも着やすい構造とすることで着物人口の増加へつなげたいとする。
着付け方法は、半襟付きのTシャツの上にセパレート式の上下2着を着用し、最後には結び目が完成済みの帯を装着。初心者1人でも約5分で着付けできるという。上衣は合わせが分かりやすくされており、下衣はひも代わりにマジックテープで締める構造へと工夫。帯はあらかじめ装着に必要な小物を備えている。またハンガーに掛けて保管ができるため旅行先などに持参しやすい。客の手持ちの着物を仕立て直すことで料金を抑える。上下2着と帯、着衣方法の動画提供がセットで9万8000円〜。発売に合わせて新ブランド専用のECサイトを開設。帯枕や腰ひも、持ち運び専用カバーなども販売する。東栞衣副社長は「新ブランドで着物をより身近に感じてもらえるとうれしい」と話した。1982年創業。和裁士の育成や技術を磨く体制を整え、呉服店や百貨店などから仕立てを受けるとともに、和裁の伝統技能や和装文化の継承に努めている。
担当記者:阿戸