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中国電力グループで建設コンサルタントの中電技術コンサルタント(南区出汐、森川繁社長)は、排気ガスゼロに加え作業音を抑えられるボーリング技術を開発した。旭土質調査(西区)と共同で方法を確立し、NETIS(新技術情報提供システム)に登録済み。今後、全国地質調査業協会のフォーラムでの発表などを通じ、技術の普及を図る。ボーリング調査は通常、エンジン付きやモーター式の掘削専用機械を用いることが多く、機械や発電機の騒音と排気ガスが課題だった。両社はモーター式の機械の電源にポータブル蓄電池を採用。発電機を使わないため排気ガスが発生しないほか、騒音が従来の80デシベルから50デシベルに抑えられる。モーター式機械の課題とされる、砂や粘土質の層など軟弱な地盤にも対応できるよう、特殊なインバーター(逆変換器)を使用。モーター回転数の制御機能を設け、地層の変化に対してマシン回転数や給水量を変えることで、削孔水で軟質部や細粒分の過度な流失を防げる。既存の掘削専用機械の改造で初期費用は200万円を想定。技術開発を担当した地盤技術課の藤本潤主査は「特に騒音に気を使う住宅地内では、住民への負担軽減につながる。排気ガスの心配がないため、ダムの監査廊内など閉鎖空間での需要も掘り起こしていきたい」と話した。

担当記者:高見

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