この記事は有料会員になると
読むことができます。

有料会員プランのご案内

【 基本プラン 】

2,090 円/月(税込)

プラン一覧を見る

※いつでも解約できます。

会員特典

  1. 限定記事が読み放題独自取材や深掘り分析の記事を有料会員限定で公開。
  2. 専門家の特別解説動画経済や業界トレンドを解説する限定動画をお届け。
  3. 広告の非表示化すべてのページで広告なしの快適な閲覧体験を提供。
  4. 関心分野のニュース配信好みに応じた記事を厳選し、毎日メールで配信。

オリジナルコンテンツが読み放題

  • ピックアップ 2024.12.23

    新造船受注量 24年度上期は前年比20%増 30年に向け増加の潮流予想

  • ピックアップ 2024.12.23

    ディスカバー東広島 酒蔵観光×相乗り実証実験 遠方地への回遊性向上を目指す

  • ピックアップ 2024.12.23

    ティーエーティー(京都) 八丁堀に12階建てホテル 「PIECE広島」5月着工、来年11月開業へ

もみ殻固形燃料製造装置の製造販売などのトロムソ(尾道市因島重井町、上杉正章社長)は、尾道市から同市因島フラワーセンター(同町)の一部を入札で購入した。敷地約7000平方㍍に「バイオ炭R&Dセンター」を新設する。バイオ炭製造機開発棟(平屋160平方㍍)、バイオ炭研究棟(2階建て延べ420平方㍍)、バイオ炭を施用した栽培試験棟を3月に着工、12月末に完成、運営開始を予定。総事業費は土地購入代を含め約1億8000万円。因島フラワーセンターは1990年に県立で開園し、2006年には尾道市へ管理運営を移管して改修。12年から入園料が無料化された。トロムソはR&Dセンターの主な設備として、同製造機開発棟に自社開発の連続式バイオ炭製造装置2台、自社開発のレンガ式同製造装置1台、設計CAD2台、バイオ炭研究棟にガスクロマトグラフィー(CH4、N2O、CO2 同時計測可能)、バイオ炭組成分析装置CHNコーダー、バイオ炭栽培試験棟はビニールハウス2棟、自社開発のバイオ炭施用装置、トラクター各1台、バイオ炭施用設備1式を配置する。既存建屋を利用し、もみ殻固形燃料製造装置の組み立て製造販売も行う。同社は尾道市因島の船舶用熱交換機メーカーからスピンオフし、1994年に創業した。もみ殻固形燃料製造装置とバイオ炭製造機の製造販売が2本柱で、他に浄水器の製造販売、バイオ炭を農業利用するためのコンサル業務、温室効果ガス計測を手掛ける。23年12月に出光興産と三菱商事が共同出資するアストモスエネルギーと資本業務提携を締結。トロムソが第三者割当増資で発行した株式をアストモス社が引き受け、資本金を2999万円に増資し、資本準備金も2000万円と増強した。

担当記者:大谷

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事