広島市産業振興センターは市内で創業予定の人や事業開始後3年未満の中小企業が対象の「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」で、昨年度第3回として5事業を認定した。▽Tau Up(タウアップ、安佐南区)=ケアマネジャーならではの知識と経験を生かし、利用者のニーズに寄り添った介護保険外サービス専門事業所「Tau Up」を運営。▽佐々木佳代(中区)=天然のムクノキを使ったカウンターなど自然を感じられる空間で、体に優しいワインなどをそろえるナチュラルワインサロン。▽高橋麻弥(東区)=作業工賃の高い映像・ウェブ制作などの業務に従事してもらう就労継続支援B型事業所「CUORe(クオーレ)」で障害者に創造的な活動の場を提供。▽望月彩子(佐伯区)=特産品、宿泊施設、飲食店、観光施設など既存の地域資源を活用し、地域や期間限定の特別な体験を発信するメディア「ZeMott(ジーモット)」を展開。▽吉原綾歌(同)=心と体のケアを通じて発達障害がある人の〝好きを増やせる〟場を提供し、社会とつながる未来をサポート。本年度の同支援事業の第1回募集を5月9日まで行う。専門家の無料派遣と3500万円以内の融資などで計画策定〜運営を支援。貸出利率年0・5%、保証料別途。(電)082―278―8032。
担当記者:阿戸