水回りなどコーティング施工のBeINPRO(ビインプロ、中区十日市町、小川卓彦代表)は3月、植物触媒コーティング剤「HP cure(エイチピーキュア)」を発売した。抗酸化力を持つイタドリやビタミンCなどの成分が豊富なヨモギ、柿の葉など植物の抽出成分を100%使っており、植物触媒コーティング剤の取り扱いは県内で初めてという。天井や壁、床などに施工することで有害化学物質の低減や消臭、抗菌作用などが期待できるとする。酸化・還元性を示すORP値の測定検証では、同コーティング剤の施行部屋に被験者が入室後、身体の電位が酸化から還元傾向へと変化する様子が見られた。化学物質などが放つ体の酸化を促進するとされるプラス電子を分解し、マイナス電子を帯びた空間を保つ。主に分譲住宅の販売業者などへ採用を働き掛けており、すでにリラックスホーム(廿日市市阿品)が採用した。

担当記者:高見

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