起業塾などのセミナー・カウンセリング事業を手掛けるプロモーションケイ(南区猿猴橋町、石田博実社長)は、25カ月連続で書籍を出版するにじいろ文庫事業を始めた。石田社長が約27年の講師業で培った知識をまとめるほか、AIを活用してセミナー動画からの文字起こし・書籍化にも取り組む。作家・プロデューサーの長倉顕太さんらが主宰する出版塾「TAC」での学びを基に事業化。2024年12月、第1弾となる電子書籍「ストレスのない不動産投資入門」を発刊した。石田社長は宅地建物取引士の資格を持ち、自身の投資経験に加え、現在は広島駅前で「ゲストハウスCOCO広島」(南区猿猴橋町)も経営している。地方の中古物件に焦点を当て、リスクを抑えたキャッシュ購入による不動産投資手法を提唱する。このほか、民間資格のミッションステートメントライフコーチや色彩診断士、心理セラピストなどの資格を生かし、現在までにカラーセラピー、風水、ハンドヒーリング、ユダヤ教の神秘主義思想「カバラ」の入門本を出版済み。4月は「生きにくさを手放して数秘と色で才能を発掘する」をフォレスト出版から発刊する。生まれた瞬間に体験する記憶のないバーストラウマが現在の心や行動に与える影響などを解説。同月20日午後2時から出版記念セミナーをフィルスペ会議室広島本通(中区大手町1―4―32)で開く。広島市倫理法人会の会長を22〜24年に務めた石田社長は「長倉さんが24カ月連続で出版されていることを知り、触発された。これまでの人生の棚卸しも含め、〝私は何者なのか〟を掘り下げることにもつながる」と話した。

担当記者:高見

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