精米プラントで世界トップメーカーのサタケ(東広島市西条西本町、松本和久社長)は4月18日、専売特許条例(現在の特許法)公布140周年の記念事業で「内閣総理大臣感謝状」を受けた。1896年に創業し、初代社長の佐竹利市氏が日本初の動力式精米機を開発。現在は欧米、アジアに28事業所を設け、約150カ国に製品、サービスを展開する。政府は、産業財産権制度の普及や同制度を活用した地域経済の発展に極めて顕著な功績があったと評価。旭化成、NTTドコモなど全国6社が選ばれた「特別功労企業等」のうち、地域部門の感謝状が石破茂総理から松本社長に手渡された。松本社長は「常に一歩先の技術を求めて、穀物加工のリーディングカンパニーとして研究開発を続ける。今後も知的財産のグローバル展開に取り組む」とコメントした。

担当記者:額田

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事