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昨夏は北アルプスの白馬を縦走、今年は立山を計画。最低でも年1回は家族で山に登り、その年の記憶を心に刻むことにしている。息子2人にとって何事にも代え難い経験は先々、生きていく糧になると思う。両親がハイキングを楽しみ、幼少期から山登りに親しんだ。大学のワンダーフォーゲル部に入り、山との向き合い方が変わった。何しろ体育会系。人との関り方にも意識が働くようになった。もともと性善説で、合宿後の一人旅では人と触れ合いを重ねるごとにその思いを強くした。人は人に親切にしようとする心が備わっている。人種や言語を超えて世界共通ではないか。大学院では植物の光合成を研究。契約社員的なポスドク研究員で働いたが30歳前後に腰を据えたいと湯来町の実家に戻り、農業にいそしむ日々を過ごした。ある日、健康飲料などのOEM主力の当社グループ工場が分析などに携わる人材を募集する広告が目に留まり入社。幅広い視点を養って社会に役立ちたいという衝動があった。昨年から現職。サイエンスを学んだ経験から物事がそうある理由、本来自然に備わっている〝理〟に向き合いたいといつも心掛けている。かつて恩師から教わった心構えを今も大切にしている。そして社員にも取引先へも、ポジティブで幸福になる関係を広げていきたい。山に登る時、物事を俯瞰しながら改めて理を再認識する機会になり、息を吹き返すような心地がする。