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東京から江田島市に移り住み、会社を構えて丸3年になります。実際に地域に根を張り活動することで、首都圏にいた頃に考えていた地域課題への解像度は格段に上がったと思います。江田島を離れる若者が多く、いったん離れた後に帰ってきたいと思わせるのは簡単ではありません。そのため衰退へのあきらめの雰囲気を島内で感じることが何度もありました。しかし可能性はあると信じています。その具体的な手法が、ITを活用した能力開発です。学びの質と量は首都圏に比べるとやはり差があるのが現実。プログラミングの技能を基に、課題解決の力を養えれば、仕事が生まれます。地方はこういった人材へのニーズが強いと感じています。これまでに地元の高校や不登校の子ども向けなど、定期的にプログラミング教室を開催してきたほか、今年は江田島の全てのこども園、幼稚園、保育園でものづくり教室を開きました。私がものづくりに関心を持ったのは幼稚園の頃。その年代に対して教育を施したいという思いが強いです。ゲームに没頭する子どもは多いですが、あれは作られた世界を楽しむだけで、何かが生まれるわけではありません。自分で考え作ることで、そこに新しい価値が生まれると、お金が動き、結果的に豊かになれます。プログラミングは、稼ぐ力を育むことに直結しています。移住したことで自身の可能性は大きく広がりました。学びの機会づくりを続け、江田島を一層盛り上げたい。