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3月に中区三川町に飲食施設「PLACE」を開いた。本業の建築設計で多くの飲食店、施設などを手掛けるが、自らの店舗運営は初めて。「建築士の仕事は一般的に引き渡し時点で終わり、その後の運営の大変さは知り得なかった。自ら経験することで説得力も高まると考えた」居酒屋などに使われた築71年の建物の躯体だけを残して構造補強を行い、柱や梁を見える形で空間演出した。フルーツ主体のカフェスペースと、地元食材や酒を楽しめる飲食店を併設。「日常にカルチャーを」がコンセプトで、フリースペースでアート、音楽、ファッションなどのポップアップイベントも計画する。父親が呉で営んだ電気工事会社に勤めながら、31歳で未経験から建築士の勉強を始めて独立した、業界でも特異な存在という。これまでに西広島駅前の交流スペース「コイプレイス」や、県運営の施設「ひろしまCamps」などを設計した。「建築士は理系が多いが、私は文系。理詰めで考えるよりも、ヒアリングを基に顧客の困りごとの解決策を探る方が得意なようだ。クライアントのそういったニーズは強い」カフェ運営は少人数での運営オペレーションを追求。設計業務の一層の付加価値向上につなげる。
担当記者:梶原