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5月29日付の株主総会、取締役会で専務から昇格した。中村哲朗前社長は代表取締役会長に就任。県内大手の総合食品卸、中村角(西区)グループとして、カキエキスを主力に水産系エキスや液体調味料の製造を得意とする。原料は広島産や国産にこだわるほか、海外も含め幅広く扱う。安定した品質で取引先からの信頼も厚い。「どんな困難にぶつかろうと、当社の存在価値である品質重視の姿勢がぶれることはない。価格競争に巻き込まれず、提案力を生かして市場開拓にまい進。猛勉強のさなかです」芝浦工業大学を卒業後、携帯電話の画面をつかさどる電子回路の設計に携わったが、事業撤退を受け早期退職。哲朗会長の長男で、いずれは家業を継承すると決心していた。2009年に入社。製造、営業部門で現場を経験し、21年に常務に。「広島JCに入り、誰もが懸命に踏ん張っていることを知った。今後も刺激し合える仲間を大切にしたい」カキエキスを中心に海外販路を視野に入れる一方、新たな主力製品を育てようと他の魚介系エキス類の需要にも着目。現在、従業員は約50人。風通しの良い職場を自負する。「先を読みながら足元を固め、みんなの知恵と力を結集したい」
担当記者:藤井