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広島ドラゴンフライズの立ち上げから10年間にわたり、取材や実況を担当。優勝の瞬間は横浜アリーナの記者席で迎えた。観客が数百人しかいなかったり、チーム存続が危ぶまれるような危機もあったりした中で想像もできなかった快挙だ。特にこの数カ月のチームの成長は目を見張るものがあった。開幕当初は10月末時点で3勝6敗と負けが先行し降格を危惧するファンもいるほどだったが、3月に寺嶋選手がけがで離脱した後、ルーキーの中村選手が敵のエースポイントガードと対戦する中でめきめき成長。全員の守備の連携も日に日に良くなっていった。特に印象深いのは実況を担当した5月5日、朝山選手の3ポイントシュート。会場の鳴りやまない歓声を伝えたいと、しばらく声を出さなかった。同選手とは長い付き合いで、事あるごとにチームやバスケのあるべき姿を話した。その現役最後の得点に立ち会えたことは本当に感慨深い。ルールが難しく敷居が高いと思われがちだが、選手がコートの中でどんな役割を果たそうとしているか注目しながら観戦すると一層楽しめるのでは。実況では敵チーム含め全選手にキャッチフレーズを付けるなど初心者にも分かりやすい説明を心掛けている。2年連続のチャンピオンシップ(CS)出場、そして初優勝を果たし、強豪として存在感が増してきた。強みの堅固なディフェンスを維持し、来季もCS出場を実現してほしい。
担当記者:大島