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オタフクソースのグループで酢を製造。バイオベンチャーなど数社と連携し、コメ由来の代替タンパク質の製法の開発に着手する。7月、三原市の工場に専用設備を導入。将来は日本発の新しい代替肉として市場創造に挑む構えだ。「米酢を作る際に出る圧搾かすの原料化も検討。現在は一部を飼料にするほかは廃棄しており、付加価値を与える『アップサイクル』でフードロスを削減する。コメが高騰する中、利益率の改善にもつながる」新たな挑戦を通じて社員に夢を与えると同時に、長期間変わらない酢や原料酒の製法に新しい視点が得られるのではと期待する。「以前、市の6次産業化の取り組みに参画。コメを原料に発酵飲料を作ったが、市場投入できなかった苦い経験がある。本事業を確立させ、一定量を適正な価格で仕入れることで地元に貢献したい」オタフクソース社長などを歴任した佐々木照雄氏の長男。日本製鋼所で技術者として働き、2000年に入社。ISO推進室長、研究室長などを経て13年から現職。無理難題も「はい喜んで」と受け止め、成長の糧にする。休日は山道を駆け抜けるトレイルランニングや剣道で汗を流している。
担当記者:大島