
この記事は有料会員になると
読むことができます。
会員特典
- 限定記事が読み放題独自取材や深掘り分析の記事を有料会員限定で公開。
- 専門家の特別解説動画経済や業界トレンドを解説する限定動画をお届け。
- 広告の非表示化すべてのページで広告なしの快適な閲覧体験を提供。
- 関心分野のニュース配信好みに応じた記事を厳選し、毎日メールで配信。
オリジナルコンテンツが読み放題
-
ピックアップ 2024.12.23
新造船受注量 24年度上期は前年比20%増 30年に向け増加の潮流予想
-
ピックアップ 2024.12.23
ディスカバー東広島 酒蔵観光×相乗り実証実験 遠方地への回遊性向上を目指す
-
ピックアップ 2024.12.23
ティーエーティー(京都) 八丁堀に12階建てホテル 「PIECE広島」5月着工、来年11月開業へ
黒澤映画「隠し砦の三悪人」などの脚本で多くの実績がある菊島隆三さん(故)が執筆した「広島の二人」が映画化する。第二次世界大戦時の日本人軍曹と米国兵捕虜のひそかな友情や原爆の恐ろしさを描く。くしくも準備稿が仕上がったのは、原爆開発者のオッペンハイマーが米国で広島の被爆者と面会し謝罪した1964年という。保坂監督が預かり、未発表だった。このたび錦織監督に託し、終戦後80周年を機に世に出す。保坂監督は、「今と違ってCG技術などが無く、戦争実写は膨大な費用がかかることから一度は諦めた。せめて読んでほしいと小説で出版したが、映画化実現は望外だ。錦織監督の作品は、まさに〝思い邪無し〟。本質を大切にしており、安心して任せられる」思いを受け取る錦織監督は、「隠し砦の三悪人がスターウォーズに大きな影響を与えているように、菊島さんの今回の原作も時代を超えて評価されると確信している。広島市を舞台に日米両国の軍人を主人公にした原爆の実写映画は珍しく、両軍人の友情も描くことから、既存の作品と異なる視点になると思う」被爆80周年に広島や米国で撮影予定。順調にいけば翌年から全国公開を始め、海外配給も目指す。
担当記者:吉田