この記事は有料会員になると
読むことができます。

有料会員プランのご案内

【 基本プラン 】

2,090 円/月(税込)

プラン一覧を見る

※いつでも解約できます。

会員特典

  1. 限定記事が読み放題独自取材や深掘り分析の記事を有料会員限定で公開。
  2. 専門家の特別解説動画経済や業界トレンドを解説する限定動画をお届け。
  3. 広告の非表示化すべてのページで広告なしの快適な閲覧体験を提供。
  4. 関心分野のニュース配信好みに応じた記事を厳選し、毎日メールで配信。

オリジナルコンテンツが読み放題

  • ピックアップ 2024.12.23

    新造船受注量 24年度上期は前年比20%増 30年に向け増加の潮流予想

  • ピックアップ 2024.12.23

    ディスカバー東広島 酒蔵観光×相乗り実証実験 遠方地への回遊性向上を目指す

  • ピックアップ 2024.12.23

    ティーエーティー(京都) 八丁堀に12階建てホテル 「PIECE広島」5月着工、来年11月開業へ

その試合は、年に一度しかない「ピースナイター」として行われたDeNAとの一戦(8月14日)だった。先発の床田寛樹が5回8安打3失点。今季初めてクオリティースタート(6回以上を投げて自責点3以下)を達成できなかった。9回表を終わって1-3でDeNAがリード。それでもまだ当時は中継ぎ陣が盤石。床田を継いだ黒原拓未が6 回からイニングをまたぎ、7回途中からマウンドに立った森浦大輔が8回も続投。そして9回は塹江敦哉が2死一、三塁のピンチをゼロで抑えた。9回裏。DeNA抑えの切り札・森原康平がマウンドに。先頭の小園海斗が二塁打、続く坂倉将吾が四球。無死一、二塁で中村奨成が打席に向かう。そのとき小窪哲也打撃コーチが彼を呼び止め、耳打ちした。「バントはないよ」。驚いた中村が左翼へ〝ホームラン性の打球〟を放つ。しかしフェンス際で捕球されアウト。これを見ていた次打者・菊池涼介はこう思った。「奨成がバントでないなら、どんどんいけということ」。菊池は追い込まれてから粘る。そして決死の思いで上から叩くようにして放った打球が、左翼方向に飛んだ。私は打った瞬間、入ったと思った。菊池が自身9年ぶり2本目となるサヨナラ弾(記録は逆転3ラン)を左翼中段席へ打ち込んだのだ。場内は総立ち。一時、テレビ中継アナの発する言葉が聞こえなくなるくらいだった。これが今季一番のゲームだったように思う。新井貴浩監督は「劇的な勝ちを超満員のファンにお見せできて最高の一日でした」。やっぱり、カープファンは辞められない。

プロフィル

迫 勝則(さこ かつのり) 1946年生まれ。マツダ退社後に広島国際学院大学部長などを務め、執筆・講演活動を続ける。近著は「森下に惚れる」「逆境の美学」

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事