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分け合う時は相手に良い方をあげること。今は亡き父の教えを守り、相手を思いやる気持ちを大切にしてきた。人と人をつなぐ心構えであり、利他の精神に通じると思う。実家は大竹市内で建具店を営んでいた。私は男ばかりの4人兄弟。木片や鉋(かんな)くずをおもちゃに育ったが、いつしか建築関係の仕事を希望し、まちづくりにも携わることができる行政に進路を定めた。広島市役所では営繕課を皮切りに、広島駅周辺や紙屋町基町など都心の再開発に携わってきた。ある時、上司から「グレーゾーンに強くなれ」と教わった。鮮明に記憶し肝に銘じている。何事も俯瞰して見る力、連携していく大切さを自分自身に問いかける。わが守備範囲だけに専念していては成長も、達成感も期待できない。たとえ領域外だろうと積極的に関わり、共に取り組む姿勢を忘れてはいけないという指南だった。行政は、それぞれの立場を超えて地域課題と向き合うことが多い。互いに膝を突き合わせて人を知り、心を通わせることが第一歩。むろん理屈も大切だが感情抜きに物事は進まない。利他の精神があってこそ信頼関係が生まれることを仕事から学んだ。運営管理する紙屋町シャレオでまちづくりの一翼を担う中、やりがいを持って働ける環境づくりに努めていきたい。

担当記者:藤井

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