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大学、ウェブデザインスクールを経て、プロを目指してバンド活動をしながら派遣社員として働いていたが、働き方になじめず次第に出社できなくなった。リーマンショックもあり28歳で無職に。「一度全てをリセットして自分を見つめ直したい」とお遍路へ行ったことが転機となった。1200㌔の道程で多くの人に助けられた。ある時、土砂降りの山中を歩いていると反対車線の軽自動車が急に止まり、降りてきた男性が傘も差さずに走り寄って「私も昔、お遍路でした。頑張ってください」とジュースを手渡してくれたのが忘れられない。これが原体験となり、損得や肩書など関係なく一人の人間同士として向き合い、困っている人を助けたいと思うようになった。その後、ウェブ制作で起業。現在は不動産管理の家業を継ぎ、ウェブの仕事も続けている。経営者としては変わっているかもしれないが、報酬は二の次。「この人の成長や成功に貢献したい」との思いに従い行動している。私が助けた人がまた誰かを助け、それがつながっていけば良い。そのうちに図らずも依頼が舞い込むこともある。今春、社会人向けスクール「デジタルハリウッドスタジオ広島」の運営も始める。受講生が自らの力で人生を切り開けるよう全力で手助けしたい。
担当記者:大島