「空き家の困り事をどこに相談すれば良いか分からないという人が大半。ボロボロだから売れないと決めつけず、気軽に問い合わせてほしい」とは「空き家浪漫製作所」の屋号で不動産売買・仲介などを手掛けるなかむら不動産事ム所(廿日市市丸石)の中村徹社長。県内の同業に7年ほど勤めて2023年4月に地元で設立した。佐伯区や廿日市、大竹市など郊外エリアの不動産オーナーに直接アプローチし、物件を買い取ってリノベーション後に再販したり、一括で借り上げて社宅や別荘向けに転貸するサブリース事業を展開する。小規模ならではの機動力ときめ細かな対応が強みという。「全国的に空き家問題が深刻化する中、〝負動産〟を地域資源として捉えて付加価値を与えたい。将来的に地域活性にもつながれば、なおうれしいですね」(電)0829―30―6012。

担当記者:道本

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