4月8日から広島市内で、自転車型の小型電動バイクを貸し出すサービスの実証実験を始めた。9月30日まで実施し、来春の実用化を目指す。同社が展開する広島市のレンタル自転車「ぴーすくる」のサイクルポート約35カ所に100台を設置する。右側ハンドルのスロットをまわすと、最大時速20キロで走行。ヘルメットの着用が必須で、料金は1分あたり15円。「特定小型原動機付き自転車(特定小型)に該当するため、安全面を配慮して歩道での走行を禁止とした。さらに免許証を持つ16歳以上という独自の厳しい条件を設けています。この取り組みで、利用者、歩行者、車とあらゆる方面から安全性を検証します」

利用には専用アプリに運転免許証を登録して、交通ルールに関するテストに合格する必要がある。警察とも連携しながら、安全講習会・体験会なども実施する。「広島市内は道路や歩道がしっかりと整備されている印象。通勤やスポーツ観戦などでの移動手段として利用してもらいたい」

担当記者:沖野

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