2015年に中区立町で美容室「Letter hiroshima」を開業し、4月15日で10周年を迎えました。現在は、袋町に移転した本店のほか美容室1、ネイルサロン2、まつげサロン1、飲食店1の計6店舗を経営しています。06年に市内の美容専門学校を卒業後、市内2店舗で勤務しました。雇われの身だった際に「休みが取りづらい」「就労時間が長い」など美容業界のワークライフバランスの悪さを実感し、自身の店では働きやすさを重視。全従業員25人を正社員として雇用するほか、例えば2店の美容室では業務量に対して余裕のある人数を配置するなど、有給休暇やシフトの希望が通りやすいよう工夫しています。東京、大阪、福岡などにあるような県外から集客できるブランドサロンを広島にもつくりたいと考えており、優秀な人材には技術のほかに売り上げ管理や部下のマネジメントといったノウハウも積極的に指導。将来は店舗の経営に個性を発揮してもらい、オシャレで格好良い店づくりを任せたい。また待遇に不満があり独立する人も多い業界ですが、特に個人店は価格競争になりやすく収入を上げづらい。頑張る社員には経済的にも自由に暮らしてほしいので、それぞれの貢献がより大きく還元できる仕組みにつながれば。まずは30年までに美容事業を倍の規模まで拡大し、全体の売上高を今の2倍以上の5億円にしたい。50歳を迎える35年まで現場で目いっぱい働き、どこまでできるか挑戦します。

担当記者:額田

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