JR西日本ホテルズ13館目となる新館「サウスゲート」が広島新駅ビル西側に3月24日開業。駅北口へ直結するグランヴィアと2館体制で客室は380増の787室に。「くつろぎ感のある上層階やビジネス、修学旅行など従来の対応に加え、レジャーやインバウンドなどの宿泊需要も充足する態勢が整った」窓は高さ約170㌢㍍仕様を採用し、眺望が自慢。最上21階の部屋から市内中心部が広がり、はるか先に瀬戸内海を望む。8月3日からは新駅ビル2階へ路面電車が乗り入れる様子も楽しめる。インバウンドは多い時期で40%を占め、そうした需要層も意識して客室床はフローリング調とした。コインロッカー48、キャリーバッグ96個の荷物預かりスペースも備え、利便性に配慮。こだわったのが朝食。広島の食材を豊富に使ったブッフェで、思い切って4700円に価格設定。「朝から地酒も用意します。広島の食をゆっくり味わっていただきたい。県が推進する食プロジェクト〝おいしい!広島〟が観光振興へつながるよう期待。一カ所でさまざまな食が楽しめ、観光客が必ず立ち寄る名所的な施設があるといい」夜を楽しめる施設や工夫が滞在を促し、宿泊需要を生むと話す。

担当記者:藤井

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